しかし、なずかいつもこのページを開いても、常に10前後の方がここを訪れていてくれる。
そのことが嬉しいので、何とか毎日記事をアップすることは欠かしたくないのだ。
前置きはそのくらにして、98年のフランス・ワールドカップを思い出して欲しい。
日本の初出場の大会だった。
この大会は俺は全試合見た。
その中で、最高とは言えないまでも記憶に残っているのが、
「オランダ対ブラジル」の準決勝だ。
今夜はビデオを引っ張り出す時間がないので残念だが、
試合後、ブラジルのザガロ監督が泣いていたのを思い出す。
それほど、勝ったブラジルにとってもきつい試合だった。
サッカーファンでこの試合を見ていない人はいないと思うので、
内容は振り返らないが、
PKで負けたオランダは、延長にはいってからは押していただけに、
負けた気がしなかっただろう。
それほど、この大会のオランダは屈強なるチームだった。
また機会があればデータを公開してもいいが、
まあ、それよりも、オランダのサッカーについて、
俺が思っていることを聞いてもらいたい。
オランダは実に強いチームだ。
だが、W杯で優勝できないチームでもある。
予選でも負けてしまうこともあり、ちょっと理解に苦しむところがある。
イタリアみたいに内容よりも、勝ちにこだわるサッカーと
オランダのサッカーほど遠いものはない。
彼らは勝つために自分たちのサッカーを変えることは絶対にしない。
あのブラジルとの死闘でもそうだった。
先取点を奪われ、後半に入って時間が砂時計よろしく減ってゆく中でも、
彼らはパスをつなぎつづけた。
アーリークロスや縦一本のロングフィードはしなかった。
バスケットボールを見ているみたい正確なパス回しは、それまでのサッカーの見方を変えさせられた。
あれほど、マシーナリー(機械的)にパスを正確無比に回すサッカーは、
実は面白くないのだ。
彼らの頑固さは、いやがうえにも、力づくで相手をねじ伏せる勝ち方しか選択できないのだ。
だから、なかなか勝ち運をつかめない。
トータルフットボールという言葉は、クライフのいたオランダのドリームチームから出てきたようなキーワードだが、総合力で相手に確実に勝つという論理は、サッカーというアクシデンタル、つまり偶発性の多いスポーツでは通用し難いのである。
だから、クライフ率いるスーパー軍団でも、ベッケバウワーのいた西ドイツに、
試合に勝って、勝負に負けたのだ。
彼らはずるがしこさというものを嫌う民族なのだろう。
デカイからだと高い技術力と戦術で敵を葬り去るサッカーだ。
アヤックスの育成システムのビデオを見た時、
彼らはTIPS(ティップス)というキーワードのもとに鍛えられていることを知った。
Tとはテクニック。
Iとはインテリジェンス。
Pとはパーソナリティ
Sとはスピードである。
なんと言う論理性なのだろう。
1歳か2歳刻みで徹底的に訓練された彼らのサッカーには隙は見出しにくい。
だが、しかし、である。
サッカーは神様のいるゲームだ。
何が起きるかわからない。
TIPSをすべて兼ね備えたチームが優勝するとは限らない。
俺はオランダサッカーのファンだ。
彼らの引かない、曲げない、厳密なサッカーから、
学ぶことは多い。
彼らはひょっとすると、勝つために闘っているのではないのかもしれない。
もっと、大きなもの、それは、「誇り」と呼ぶべきか、
自分らしさと言うべきか。
いつか、オランダがW杯で優勝する時がくるだろうか。
想像しただけでも、鳥肌が立ってきそうだ。
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僕も結構オランダは好きです☆ただ単にファンニステルローイがいるからかもしれませんが!笑
でも今回のオランダ結構強いと思うのですが、いかがでしょうか^0^タレントもそろってますしいい所までいく気がします♪
それではまた^0^クリック☆
コメントありがとうございます。
そうですね。
期待が大きすぎるだけに、
いまは余り多くを語りたくない気分でもあります。
本当に強いよ、彼らは。
自分を曲げない、その姿は美しい。